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吉本新喜劇・間寛平GMに聞く『新喜劇出前ツアー2025』──笑いと感動が博多座から全国へ

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画像:博多あや.
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2025年8月、吉本新喜劇が福岡・博多座に帰ってきます。『寛平GMプロデュース公演「新喜劇出前ツアー2025」~寛平ちゃんがグングカッカ、グングカッカポッポ~♪あなたの肩越しに~』と題された本公演は、伝統と革新を融合させた“出来たて”の新喜劇を届けるツアーの初日。出演者には人気芸人や座員たちが多数登場し、福岡が2日間にわたり笑いに包まれること間違いありません。

今回は、公演をプロデュースする吉本新喜劇ゼネラルマネージャー・間寛平さんにお話をうかがいました。

全国を笑いで巡る『新喜劇出前ツアー2025』が8月、福岡からスタート

提供:吉本興業

『新喜劇出前ツアー2025』は、8月16日(土)・17日(日)の2日間にわたり、博多座で開催されます。タイトルにある“グングカッカ、グングカッカポッポ~♪”という独特のフレーズからも、ユーモアと熱意が感じられます。

公演には、吉本新喜劇の看板座員たちに加え、COWCOW、テンダラー、銀シャリ、蛙亭、エバース、村上ショージ、中川家、モンスターエンジン、ぼる塾、フースーヤといった人気芸人も登場。公演ごとにキャストが異なり、各ステージごとに違った魅力が詰まっています。

GMとしての使命と若手へのまなざし

間寛平さんは、2022年から吉本新喜劇のゼネラルマネージャーとして若手の育成や舞台プロデュースに取り組んできました。芸歴50年を超えるレジェンドでありながらも、今なお前線に立ち続け、新しい笑いを創り出しています。
その活動の中でも、今回の「出前ツアー」は特別な取り組みのひとつ。地方に“笑いの新鮮便”を届けることを目的とし、自らが先頭に立ってキャスティングから演出まで手がけています。

【インタビュー】間寛平さんが語る、“笑い”と“福岡”への思い

― タイトルの「グングカッカ、グングカッカポッポ~♪」がとても印象的ですが、このフレーズにはどんな思いが詰まっているのでしょうか?

本当に考えて考えて…もう、これや!!と思ってね。もうこれはよう考えたなぁ……と。いや、普通よ、普通(笑)。

― 65周年記念公演から1年、再び博多座に戻ってこられるお気持ちは?

博多座さんには本当にお世話になっていて。今回で4回目ですけど、去年よりも面白いものを、と思って作って来てます。

―(私も昨年観劇させていただき、生で観る新喜劇の迫力を体感しました)

迫力ありました!?(周囲の笑い)去年よりはまた今年、めっちゃパワーアップしています。楽しみにしていてください!

― GMとして全国をまわる中で、博多座で上演する新喜劇には、どう感じていますか?

やっぱり下手を打つわけにはいかんからね。だから、練って練って、やって来ています。

― 福岡をツアーのスタートに選ばれた理由は?

毎年お世話になっていて、一番最初はここで行こう!と。大阪は“出前”やもんな。地方にもおいしいものを持っていこうと思ってやっています。

― 公演以外に福岡での楽しみはありますか?

いつも行くのは昔から世話になっている「かろのうろん」。あそこは亡くなったおっちゃんにいつも優しくしてもらっていたんですよ。今は息子さんが継いでやってらっしゃるけど、いつも福岡に来た時には行くようにしています。

― ラジオでも「若手座員によくごちそうしている」と話しておられましたが、今回も?

そうですね。めっちゃ連れていきます、30人ほど連れて行くんですよ。

― 30人はなかなかの人数ですね。大人数で入れるお店はあるのですか?

(30人入れる)店があるんですよ。うちの嫁がそこの女将さんや息子さんと仲が良くて。嫁が「はい行くよ!」と言うたら30人全員連れて行って。そこの店の経営者みたいな感じでやっています(笑)。

若い子も舐めてきてるんです、普通に電話かかって来ますもん。「食事連れて行ってくださいよ~!」って。でもね、それがかえっていいんですよ。気ぃ使われたら嫌やねん。だから「好きなもんを好きに頼んで食べ!」って。そういうのやないとね。

その分返ってくるやないですか。お金とかじゃなしに。ドーンとウケるようになってきたらこっちが嬉しくなる。そういう部分で返してくれるんです。

― 今回の顔ぶれもとても豪華です。キャスティングに込めた狙いやテーマは?

それはもう、博多座のお客さんにめちゃめちゃ笑っていただこうという気持ちで、気合い入れてメンバーを連れて来ます。

― その中でも、注目の座員がいれば教えてください。

(村上)ショージ。(周囲の笑い)

それと、野崎塁。若手なんですけど、その子をどんどん仕込んでいっています。むちゃむちゃ笑いを取りますから!レイチェルなんてもう、なんばグランド花月を完売させますから。10月にまたやるんですけど、もう完売なんですよ。それだけみんなが頑張ってくれるんです。

― 今の新喜劇における「これからの時代に届けたい笑い」とは?

新喜劇は昔からず〜っと続いているから、昔の雰囲気を崩さずにやっています。しかし新しいものも入れていかないといけない。古いだけやったらアカンから、新しいものも取り入れているところも見てほしいと思います。

― 最後に、福岡のみなさんへメッセージをお願いします。

出来たてのコテコテの新喜劇を観に来てください!

画像:博多あや.

伝統ある新喜劇の舞台に、新たな笑いと感動が加わる『出前ツアー2025』。間寛平さんの情熱や座員たちのエネルギーが詰まったこのステージを、ぜひ生で体感してみてくださいね。

information

イベント名:寛平GMプロデュース公演『新喜劇出前ツアー2025』

住所:福岡県福岡市博多区下川端町2-1

会場:博多座

開催期間:2025年8月16日(土)・17日(日)

電話番号:092-263-5555(10:00~17:00)

公式サイト:https://www.hakataza.co.jp/lineup/103

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