魚のプロから学ぶ、“刺身の奥深さ”——福岡・長浜で「SASHIMI DOJO(刺身道場)」が開講

魚食普及推進施設「うおざ」 博多あや おでかけ
画像:博多あや.

福岡市中央区長浜にある魚食普及推進施設「うおざ」で、新たにスタートした体験型の料理教室「SASHIMI DOJO(刺身道場)」。魚の捌き方や刺身の美しい引き方、さらには盛り付けまで、魚のプロから直接学べるこの講座。初回の様子を見学してきましたのでさっそくご紹介したいと思います。

“魚を学んでおいしく食べられる”に魚のエンタメ施設「うおざ」

魚食普及推進施設「うおざ」 博多あや

画像:博多あや.

福岡市中央卸売市場の近くに位置する「うおざ」は、魚に特化した体験型施設。普段はなかなか触れることのない「魚の世界」を、見て・食べて・学べる空間です。市場らしい雰囲気を味わいながら、鮮魚に親しむことができますよ。

魚食普及推進施設「うおざ」 博多あや

画像:博多あや.

施設までは、地下鉄「天神駅」から徒歩12分ほど。駐車場も併設されているため、車での来場も安心です。

魚食普及推進施設「うおざ」 博多あや

画像:博多あや.

そんな「うおざ」で新たにスタートした「SASHIMI DOJO」は、単なる料理教室とは異なり刺身の引き方や盛り付け方を基礎から丁寧に学べるのが特徴。今回の講師は、福岡・天神の鉄板焼き店『eins(アイン)』オーナーシェフの三浦杏奈さんです。

体験を通して知る、刺身の引き方の奥深さ

魚食普及推進施設「うおざ」 博多あや

画像:博多あや.

講座は講師の実演からスタート。映像モニターを使いながら、包丁の動きや角度など細部までわかりやすく説明してくれます。

刺身の切り方には、「平造り」や「そぎ造り」などさまざまな技法があり、それぞれに適した包丁の入れ方や力加減があるとのこと。普段何気なく口にしていた刺身が、いかに繊細な技によって成り立っているかを実感します。

魚食普及推進施設「うおざ」 博多あや

画像:博多あや.

実習では、タイやサーモンのフィレ、えび、いくら、いかなどを使って約2人前の刺身を仕上げます。素材の鮮度も抜群で、調理しているうちに食欲も刺激されますね!

盛り付けで個性が出る、自由で楽しい“仕上げ”の時間

魚食普及推進施設「うおざ」 博多あや

画像:博多あや.

盛り付けでは、ケン(大根のつま)や大葉、海藻などを用いて、見た目の美しさも意識しながら配置していきます。参加者はそれぞれの感性を活かしながら、自分だけの一皿を完成させていました。

魚食普及推進施設「うおざ」 博多あや

画像:博多あや.

印象的だったのは、糸島から参加されたという女性。魚を捌くのが日常の一部になっているそうで、「きちんと学び直したくて」とのこと。実際に体験した後、「とても楽しくて、また参加したいです」と笑顔を見せてくれました。

魚食普及推進施設「うおざ」 博多あや

画像:博多あや.

完成した刺身は、施設内のフードホールでそのまま食べても、持ち帰ってもOK。多くの方がその場で食べながら、達成感に満ちた表情を浮かべていました。

刺身道場、次回の開催は4月26日(土)・27日(日)

魚食普及推進施設「うおざ」 博多あや

画像:うおざ

今回の講座は、4月12日・13日に開催。次回は4月26日(土)・27日(日)の予定です。刺身に興味のある方はもちろん、魚をもっと身近に感じたい方にもおすすめの内容となっています。

気になる方は、公式Instagram(@uoza_nagahama)から詳細をチェックしてみてください。

魚食普及推進施設 うおざ
住所:福岡市中央区長浜三丁目6-1
アクセス:地下鉄・天神駅より徒歩約12分/西鉄バス「福祉センター前(浜の町病院入口)」より徒歩1分
電話番号:092-707-3751
営業時間:フード 11:00〜20:00(L.O.19:00)/物販 11:00〜19:00/海の国 17:00〜21:30(L.O.20:30)
定休日:水曜・年末年始
Instagram:@uoza_nagahama

※記載の情報はすべて取材時点のものです。最新情報は公式SNSなどでご確認ください。

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