博多座で12年ぶりの上演!『レイディ・ベス』有澤樟太郎さん×松島勇之介さんインタビュー

2026年4月4日(土)より、博多座にて、ミュージカル『レイディ・ベス』が12年ぶりに上演されます!東京公演でのロングランを経て、さらに完成度を高めた本作。今回は開幕に先立ち、ロビン・ブレイク役(Wキャスト)の有澤樟太郎さんとフェリペ役(Wキャスト)の松島勇之介さんが登壇した博多座での取材会の様子をお届けします。

目次

ミュージカル『レイディ・ベス』が博多座に帰ってきた!

『エリザベート』『モーツァルト!』などの名作を生んだミヒャエル・クンツェ氏とシルヴェスター・リーヴァイ氏、そして日本ミュージカル界のヒットメーカーである小池修一郎氏がタッグを組んだ歴史ロマン大作ミュージカルです。

物語の舞台は16世紀のイギリス。後に大英帝国の黄金時代を築く女王・エリザベス1世(ベス)の若き日の姿を描いています。田舎でひっそりと暮らしていたベスが吟遊詩人ロビンと出会い淡い恋心を抱くロマンティックな展開や、国と愛の間で揺れ動く凛々しい女性の生き様が、流麗なメロディとともにドラマチックに綴られます。博多座では2014年の初演以来、12年ぶりの待望の再演となります。

有澤樟太郎さん×松島勇之介さんが語る『レイディ・ベス』の魅力

取材会には、吟遊詩人なロビン・ブレイク役(Wキャスト)の有澤樟太郎さんと、スペイン王子フェリペ役(Wキャスト)の松島勇之介さんが登壇しました。

ご自身の役どころについて教えてください。

有澤さん(以下、有澤):ロビン・ブレイクはこの作品で唯一の架空の人物です。ファンタジー要素もありつつ、ベスにものすごく影響を与える人物でもあります。架空だからといって“架空っぽく”演じるのではなく、一番人間味のあるキャラクターとして意識しました。後半のロマンスのシーンでお客さんをどれだけキュンキュンさせられるかがやりがいです

松島さん(以下、松島):フェリペは生まれながらの王子で、箱入りで世間知らずなまま育ちつつも、実は頭が切れるという二面性を持っています。『クールヘッド』という曲もあるのですが、稽古場で小池(修一郎)先生に『熱くやりすぎ。クールヘッドなのに今はウォームヘッドだよ』と注意されてしまいまして(笑)。シーンごとの押し引きや、秘める部分を意識しています

お互いの印象や、共演してみていかがですか?

松島:出会って4年くらいになりますが、僕の目指す道の先頭を走ってくれている先輩です。人当たりの良さや優しさは当時からずっと変わりません。台詞を交わす共演は4年ぶりなので、稽古場から当時より成長した姿を見せたいと思いながらお芝居をしていました

有澤さん:勇之介は4年前から成熟していて達観している“大人”でした。そこから年月が経って、今は“九州男児”的な中身の熱さがどんどん出てきていて、時に暑苦しいくらいです(笑)。作品への愛と責任感が強くて、熱すぎて火傷注意ですね。

出演が決まった時の率直な感想はいかがでしたか?

有澤:純粋にすごくうれしかったですね! そして何より、このキャストの並びを見た時にさらに喜びが増しました。個人的に丸山礼ちゃんがとても面白くてファンだったのでテンションがあがりました

松島:僕にとっては初めてのグランドミュージカルへの出演だったので、めちゃくちゃ背筋が震え上がりました。

有澤:背筋が震え上がる?凍るものでしょ背筋って(笑)

松島;震え上がったんですよ(笑)自分の持てるものをすべて出し切って、いっぱい挑戦していっぱい失敗していこうと心に誓いました。そんな中で(有澤)樟太郎くんや(高橋)健介くんの存在は本当に心強かったですね。

博多座についてはいかがですか?

松島:福岡出身なので、博多座は本当に念願でした。劇場の外の『博多座』の文字を写真に撮ったり、階段のロゴをしゃがんで撮ったりとミーハーな動きをしてしまいました。幕が上がる瞬間まで夢見心地なんじゃないかと思うくらい、今うれしい気持ちでいっぱいです!

有澤:僕は博多座が大好きで、スケジュールに福岡公演があると本当にうれしいです。ご飯がおいしすぎて、博多公演があると基本的に3キロは太って帰っちゃうんです(笑)。なので劇場隣のジムに通って、散歩してうどんを食べて帰るのがルーティンになっています。街全体が歓迎してくれている空気があって、毎回あったかい気持ちになりますね

特に印象的な楽曲やシーンはありますか?

有澤:僕はフェリペの『クール・ヘッド』です。16世紀イギリスの話の中に一気にスペインの男が出てくるので、急に雰囲気が情熱的になるんです。その前は僕がロマンス的なシーンをやっているんですが、全部持っていかれちゃうんですよ(笑)。
僕スペインに行ったことがあるんですけど、スペインは本当に情熱的なんです。ビーチに行けばみんな情熱的だし、飼ってる犬まで情熱的!

松島:どういうこと(笑)?

有澤:もうね、リードとかしてないの。そして犬が大きいの!スペインは犬まですごいんだと思って。それに水族館は夜の9時まで開いてるんだよ!?(会場の笑い)

松島:テンション上がってるの1人だけだから(笑)

有澤:魚まで情熱的なのかと思って!スペインは情熱的だし(松島さんが)お顔もかっこいいじゃないですか。スペインが似合うキャスティングだなと思います。

松島:僕はメアリーの『悪魔と踊らないで』という楽曲です。メアリーは冷酷で強くて、というイメージがあると思うのですが、それを語るにはこの曲さえあればいいと思っています。僕、グランドミュージカルが初めてで驚いたんですけど、本読みの初日からみなさん歌われるんですよ。すごいなぁと思いながら進んでいき、丸山礼さんが歌われたのですが、歌い終わった後に全員がヒュ〜〜!とテンションがあがって。
カーテンコールでそれぞれの持ち曲が紹介されていくのもぜひ楽しんでほしいです

博多座公演にお越しになるファンの方へメッセージをお願いします

有澤:大好きな博多座で上演できることを本当にうれしく思っています。博多座にくると街をあげて歓迎してくださっているのを感じます。今回、ミュージカル『レイディ・ベス』という作品はなにも準備してこなくて観てほしいですね。はじめての人に楽しんでほしいと思って稽古をしてきましたし、もちろん博多座で12年ぶりの再演を待たれていた方も多いと思います。
その期待を超えられるよう、そして、熱を届けられるのがすごく楽しみです!

松島:個人的には“凱旋”、僕が生まれ育った街・福岡にミュージカル『レイディ・ベス』として帰ってこられたことを誇りに思いますし、帰ってこられてよかったなと思います。
これまで俳優として活動させていただくなかで、なにか一つでも成長した姿を観ていただけたらと思いますし、東京で稽古を積み重ねてきた熱量を福岡で爆発できたらと思います。

若手キャストを中心に一新され、フレッシュな熱気と完成度を携えて博多座にやってくるミュージカル『レイディ・ベス』。公演は2026年4月4日(土)から4月13日(月)まで行われます。歴史ロマンと名曲が織りなす感動の舞台を、ぜひ劇場でご体感ください。(※撮影・文:博多あや.)

Information

上演情報:ミュージカル『レイディ・ベス』

会場:博多座

住所:福岡県福岡市博多区下川端町2−1

電話番号:092-263-5555(10:00~17:00)

スケジュール:2026年4月4日(土)~4月13日(月)

料金:平日 A席:15,500円 B席:10,500円 C席:5,500円
土日・千穐楽 A席:16,000円 B席:11,000円 C席:6,000円

公式サイト:https://www.hakataza.co.jp/

※掲載情報は取材時点のものです。おでかけ前に公式SNSやHP等で最新情報をご確認ください。

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