こんにちは!福岡のおいしい・楽しい魅力を発信するライター、博多あや.です。天神エリアの新たな食の拠点として期待を集める「天神福食堂」が、2025年4月24日にONE FUKUOKA BLDG.の5階にオープンしました。
誰もが気軽に立ち寄れる開かれた“まちの食堂”として、ランチからアペリティーボタイムまで幅広く利用できる新空間。内覧会で体験したその魅力をご紹介します♪
新しい“まちの食堂”「天神福食堂」
『天神福食堂』は従来の“職場の食堂”という枠を超え、ワンビルに訪れた人が誰でも利用できる開かれた空間です。スピーディーに食事を済ませたいランチタイムと、ゆったり過ごせるアペリティーボタイムという2つの顔を持ち、食事はもちろんのこと、くつろぎや交流・仕事など、さまざまな目的で使える憩いの場となっています。
カフェのようなスタイリッシュな食堂
内装はまるでカフェのようなスタイリッシュな雰囲気。席もおひとり様からグループに対応した席など、シーンに合わせて利用できます。
ゆったりと座れるソファー席はカフェタイムとして利用するのもよさそうですね。
カウンター席にはコンセントも完備されているのでちょっとした作業も可能です。(長時間の利用は不可)
なんとテラス席まで完備!渡辺通り沿いに面した天神の景色と風を感じることができます。
Wi-Fiや電源も完備されていて、天神のにぎわいを見下ろしながら心地よく過ごせる空間となっていました。
座席からも注文可能!完全キャッシュレスのスムーズな注文
「天神福食堂」は完全キャッシュレス。入り口にある券売機で購入する方法もありますが、今回はモバイルオーダーに挑戦してみました。
まずはプレート型の席札を取って座席に向かいます。席札にはQRコードがあるので、こちらを読み込んで座席から注文することができます。
決済が完了されると画面に番号が表示されるので、店内に3箇所設置されたモニターに表示されるのを待ちます。
提供されるメニューごとに「うどん」「パスタ」「丼」「カレー」と受け取り場所が設置されているので、一箇所に集中して混み合うことがないのも特徴。
受け取りの際は提供口の前にあるスキャナーにバーコードをかざします。
ランチは1〜5分ほどで提供されるスピーディーさも魅力的です。限られたお昼休憩の時間も有効に活用できますね。
13種のメニューがずらり。自家製にこだわったランチに舌鼓
ランチタイムには定食や丼物、カレー、麺類、パスタなど定番メニューが13種類ラインナップ。日替わりメニューもあるので、毎日通っても飽きのこない工夫が施されています。
カラダにやさしい、心のこもった料理にこだわりを持つ「天神福食堂」では、基礎調味料以外はすべて自家製で価格は1,000円以下に設定。提供メニューは年間200以上にのぼるそう。
その中から今回いただいたのは「ハンバーグジャポネソースの定食(900円)」。これまで手がけてきた学食・食堂の中でも一番人気のメニューなのだとか!
やわらかくジューシーなハンバーグに、ほんのりとした甘みを感じるソースがよく絡み、白ごはんが進む一皿でした。
定食には小鉢が2品とサラダ、味噌汁も付いていて栄養バランスも◎。天然だしでとった出汁はしっかりとした素材のうまみが活きています。このボリュームで900円というリーズナブルな価格なのも嬉しいポイントですね。
毎日2種が提供される定食のメニューは4日ごとに変更されるそうで、小鉢やサラダは食材の仕入れによって変更になるとのことでした。
そのほか、お好みに合わせて粉チーズやタバスコをかけていただく「ナポリタン(800円)」や「欧風カレー(750円)」などの定番メニューから数量限定のご褒美ランチ「スペシャル(1,500〜2,000円)」などバリエーション豊かなメニュー展開が嬉しいですね。
仕事帰りに“ちょっと一杯”も可能。午後のアペリティーボタイムも魅力
15時から20時までは“アペリティーボタイム”として軽食やドリンクを提供。お酒を飲む人も飲まない人も、気軽に立ち寄れる空間が広がっています。1時間程度の利用を想定しているそうで、仕事のミーティングや仕事帰りにちょっとお酒を飲んで帰宅…とさまざまなシーンで利用できそうです。
この時間帯には「リングラッツェ」のデリや福岡市内の人気飲食店のメニュー、スイーツなどが楽しめるほか、旧福ビル時代の喫茶店「門」の味を再現した「ミックスジュース」も登場。まちの歴史や記憶を大切にした試みが感じられます。
環境への配慮、サステナブルな取り組みにも注目
『天神福食堂』は食材の地産地消、規格外野菜の活用、環境にやさしい素材の使用など、サステナブルな取り組みにも力を入れています。食堂内で使用する食器やお箸、スプーンなどのカトラリーや備品は環境にやさしい素材や繰り返し使えるものを採用しています。
さらには食堂で余ったご飯で作った甘酒をカレーの味付けに使ったりする取り組みも行なっていくそう。
食事を楽しむ場としてだけでなく、天神で働く人々や訪れる人の“心の拠りどころ”となるような新しいスタイルの食堂。天神ワーカーのみならずショッピングの合間にも気軽に利用できますので、是非訪れてみてはいかがでしょうか?
※本記事はYahoo!ニュースエキスパート掲載時の記事をベースに、一部情報を更新して再掲載しています。
information
店舗名:天神福食堂(てんじんふくしょくどう)
オープン日:2025年4月24日(木)
住所:福岡県福岡市中央区天神1丁目1-1 ONE FUKUOKA BLDG.5階
営業時間:ランチタイム/11:00〜15:00(※日祝は17:00まで)・アペリティーボタイム/15:00〜20:00
定休日:日曜夜・祝日夜
公式サイト:https://onefukuoka-building.jp/tenjin-fukushokudo
備考:モバイルオーダー対応:PayPay・クレジットカード決済
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