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NEW!インタビュー|ロバート秋山が贈る“胸やけ必至”の展覧会「クリエイターズ・ファイル」

内覧会
この記事は約7分で読めます。
公開日:2025年9月12日 最終更新日:2025年9月12日

ロバート秋山竜次さんが生み出した人気シリーズ「クリエイターズ・ファイル」の10周年を記念する展覧会『胸やけ大博覧会 in 福岡』が、2025年10月3日(金)~10月19日(日)に福岡パルコで開催されます。
117人以上のキャラクターが登場し、体感型の展示や撮り下ろし映像、限定グッズ販売など盛りだくさん。
入場特典も用意され、ファンはもちろん初めての方でも存分に楽しめる内容となっています。

記事の最後にはTABERY.をご覧のみなさまにメッセージをいただきましたので最後までご覧ください♪

117人以上のキャラクターが勢ぞろい「クリエイターズ・ファイル」

(仮)

「クリエイターズ・ファイル」とはロバートの秋山竜次さんがさまざまな現代クリエイターに扮し、それぞれの仕事ぶりや人生観をユーモラスに表現する人気シリーズ。2015年4月の開始以来、雑誌・YouTubeを中心に展開され、総再生回数は2億回、チャンネル登録者数は100万人を突破しています。

池袋会場の様子・福岡PARCO

今回の展覧会では、体感型展示・撮り下ろし映像・過去登場の全クリエイター100人以上が勢揃いする「胸やけ大博覧会」が開催。前回全国10都市で累計25万人を動員した展覧会が、さらにパワーアップした内容です。

ここでしか体験できないクリエイターズ・ファイルの世界観

池袋会場の様子・福岡PARCO

会場では、各クリエイターの仕事場を再現したセットや限定撮り下ろし映像を上映。展覧会記念グッズも充実しており、アパレルや雑貨、出版物など公式アイテムが手に入るのも嬉しいポイント。

池袋会場の様子・福岡PARCO

各所にさまざまな工夫が凝らされていて、はじめてクリエイターズ・ファイルを見る方にとっても楽しめる空間となっています。

【インタビュー】ロバート秋山さんが語る見どころ

今回は福岡での開催に先立ち、秋山竜次さんご本人にインタビューをさせていただきました。福岡での展覧会に向けた思いや注目ポイントを伺ってきましたよ。

ー 10年という節目を迎えるクリエイターズ・ファイルですが、10年やってきて一番の収穫ってどんなことでしょうか?

A:10年やってこられたのは本当にありがたいです。僕自身が楽しみながら作ってきましたが、シリーズを通じてロバートや秋山竜次を知ってくださった方も増えたのが嬉しいですね。

ー 来場者はどんな方が多いですか?

A:体感的に9割は女性ですね。SNSでの反応も女性が中心で、皆さんの熱量が本当にすごい。そして変装して難しいキャラクターが多いのに、こっちが狙った事をしっかりと理解して分かってくれるのがすごいと思います。

ー これまで生み出したキャラクターの数は?

117人です。イベントがあるごとにその時の状況に合わせて「今回は出動させようかな」とかと選ぶ感覚で登場させています。事務所の社長がタレントを選ぶような感じですね。

ー まさにプロデューサーですね……!

自分なんですけどね(笑)自分なんですけど、「どいつを出動させようか」って考えてる、不思議な領域にきましたね。クリエイターズ・ファイルだけで117人ですからね、他も合わせるととんでもない数やってきています。かつらもとんでもない量被ってきました。

ー 今回の博覧会は“胸やけ必至”と銘打たれていますが、秋山さんご自身で“これは自分でもちょっとやりすぎたな”と思う演出はありますか?

A:ポスターの色合いからして胸やけしますし(笑)。デザイナーさんに「とにかく胸やけする感じにしてください」というと、この訳の分からない配色になりました。とにかく盛り込みすぎているんですよ。展示も映像も小物も、隙間なく詰め込んであるから高カロリーな状態。“隙間恐怖症”みたいなところがあって、ちょっとの隙間を見つけると「ここにこのキャラクターを入れられるんじゃないか」と現場で提案したりもします。そしたら“胸やけ”になっちゃいました。

ー 初めての方でも楽しめますか?

A:もちろん楽しめます!初めてクリエイターズ・ファイルをご覧になる方は“1人のお笑い芸人がやってんだ”と思った気持ちだけで笑えると思います。ただ見て読んだりする展覧会じゃなくて“体感”できるようにしたので、YOKO FUCHIGAMI先生のランウェイを歩いてもらったり、上杉みちと一緒に小芝居ができたり、すず子ママと一緒に歌える店の再現をしたり、史上初の“肥えたミイラ”展示などとにかく盛りだくさんです。

ー 独創的なキャラクターが多く存在しますが、着想はどこから?

A:瞬間的に思いつくこともありますし、日常の観察もありますね。結構思いつきでやるほうが面白かったりするんですよ。力士の「異端児・彩千丹(さいせんたん)」は自分の姿を鏡で見た時に「力士いけるな」となって完成…(笑)化粧まわしつけてカツラをつけたらもうそのまま力士になりました。アジアの巨像 極東大満天もそうですね、もともと“七福神にいそうだね”とか言われていたので、「塗っちゃって横たわっただけでいけるんじゃね?」と思ってやったり。自分を見て思いつくことが多い気がしています。

ー 新しいキャラクターがどんどん生み出されていますが、今後もどんどん登場していきますか?

“クリエイター”という括りでいくとネタはとっくに枯れていると思うんですよ。ただ“クリエイター”という縛りをなくすと無限に出てくるんですよ。犬もやっていますし、微生物もやってる。なんでもいいんじゃないかって(笑)。今後は「深海魚」をずっとやりたいと思っています。

ー 10年間、これほどまでにファンの方に支持され続けているのはどういうところだと思いますか?

ちょっとテレビとは違う、どこか引っかかる面白さがあるんでしょうね。扮装芸は僕に限らずみなさんやっているとは思うのですが、なんか不思議な魅力があるんだと思います。コントとは使い分けています。クリエイターズ・ファイルではリアルな感じのを徹底して作っているので。

あとは普通テレビではありえないだろというような変な間とかがすごい好きで。普通ならどう考えても切るだろとというところが面白くなってきてね(笑)。そういうところが面白いところだと思います。

ー 最後に記事をご覧の皆さまにメッセージをお願いします。

どうもロバート秋山と申します。1人の人間が117人やってるクリエイターズ・ファイルの“エネルギー”を一度見にきてほしいと思います。確実に胸やけしますので、キャベジンを飲んで、飲むヨーグルトを飲んで、キャベツを敷いてきてください。「しつこいんだけど!」って言うぐらいネタを仕込んでいます。池袋でやった時にはライブかと思うぐらいの笑い声が聞こえてきたりと非常に珍しい博覧会となっていますので、ぜひ遊びにきてください!

TABERY.をご覧のみなさまへメッセージ

秋山さん、貴重なお時間をありがとうございました!

ロバート 秋山竜次 presents「10周年 クリエイターズ・ファイル 胸やけ大博覧会」 in 福岡は10月3日から19日まで、福岡PARCO 本館5F PARCO FACTORYにて開催されます。ファンの方はもちろんのこと、はじめてクリエイターズ・ファイルに触れる方でも楽しめる盛りだくさんの内容となっていますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

※本記事はYahoo!ニュースエキスパート掲載時の記事をベースに、一部情報を更新して再掲載しています。

information

イベント名:ロバート 秋山竜次 presents 10周年 クリエイターズ・ファイル 胸やけ大博覧会 in 福岡

会場:福岡PARCO 本館5F・PARCO FACTORY(福岡県福岡市中央区天神2-11-1)

開催期間:2025年10月3日(金)~10月19日(日)

料金:入場料:一般1,200円、中高生1,000円、小学生700円 ※入場特典付き ※未就学児無料

公式サイト:https://art.parco.jp/parcofactory/detail/?id=1788

※この記事は取材時点の情報です。最新情報は公式SNS等でご確認ください。

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