福岡・博多|キッザニア福岡に豪華ゲスト集結!「あらしのよるに」朗読劇体験レポ

2月10日の「観劇の日」を前に、キッザニア福岡で一夜限りのスペシャルイベントが開催されました。博多座で上演中の二月花形歌舞伎『あらしのよるに』より中村獅童さん、中村壱太郎さん、中村米吉さんら豪華ゲストが登場。子どもたちによる全力の朗読劇や、俳優陣によるサプライズ即興朗読など、熱気あふれる現場を詳しくお届けします。

目次

日本初の洋風劇場誕生を祝う!「観劇の日」記念スペシャルイベント

2月10日は、1911年に日本初の洋風劇場が完成したことにちなんだ“観劇の日”。本イベントは、キッザニア福岡で累計380万部を超える名作絵本「あらしのよるに」を題材とした期間限定アクティビティ「朗読劇」を盛り上げるための特別企画です。

会場となったキッザニア福岡のオープンシアターには、現在博多座で上演中の二月花形歌舞伎『あらしのよるに』に出演の中村獅童さん、中村壱太郎さん、中村米吉さん、そして「あらしのよるに」原作者のきむらゆういち先生、作画のあべ弘士先生という、これ以上ない豪華な顔ぶれが集結。作品の誕生から30年、今なお世代を超えて愛され続ける物語の力を再確認できる空間となりました。

子どもたちの全力朗読劇に感動!「あらしのよるに」朗読劇体験

イベントは「朗読劇アクター」のこども達による朗読劇からスタート。

子どもたちがステージに立つと、客席最前列では獅童さんたちがその姿を優しく見守ります。

一生懸命に声を出し、スクリーンの絵本の映像に合わせながら狼のかぶとヤギのメイの友情を表現する姿に、会場全体が温かな空気に包まれました。

最年少3歳の男の子が堂々と演じきった姿には、獅童さんも「君は天才だよ!」と大絶賛。原作者のきむら先生も「今まで見た読み聞かせの中で一番良かった」と目をうれしそうに細めていらしたのが印象的でした。

“自分を信じて絶対に諦めないこと”。獅童さんが送る子どもたちへのメッセージ

続くトークショーでは、作品の普遍的な魅力や舞台裏のエピソードが次々と飛び出しました。

「この物語が長く愛される理由は?」という問いに、中村獅童さんは「種族を超えた友情や、自分を信じる力という普遍的なテーマがあるから。時代を超えて泣き笑いできる、日本人が大好きな物語なんです」と回答。また、今作では入場制限を3歳に引き下げていることに触れ、歌舞伎を身近に感じてほしいという熱い想いを語られました。

「この物語は“当たり前”なんてないんだと気づかせてくれるんです。本来なら獲物であるヤギと、捕食者であるオオカミが友達になれる。それは、どんな人とも友達になれるし、どんな人とも繋がれるという壮大で大きな世界を描いています。そんな可能性を感じさせてくれるところが、僕はとってもいいところだと思います」と、中村壱太郎さんは作品に込められた深いメッセージを語ってくださいました。

中村米吉さんは、「こうやってスーツを着ていると普通の社会人に見えるかもしれませんが、舞台ではお姫様として女性の声で演じます。性別を超えて表現する女方は歌舞伎の大きな見どころです」と笑顔で紹介。女方の声を披露すると、普段の姿とのギャップに会場の子どもたちからも驚きの声が上がっていました。

一方、原作者のきむらゆういち先生は、30年前の執筆時を振り返り「世界中で愛され、歌舞伎にまでなるとは想像もしなかった。対立の多い今の時代にこそ、この物語を届けたい」と感慨深げな様子。

あべ弘士先生からも、飼育係時代に狼を担当していた頃の思い出話を話されていました。

俳優を目指す子どもたちへ獅童さんから「楽しいことも苦しいこともあるけれど、自分を信じて絶対に諦めないこと」と力強いエールが送られるなど、夢を追う勇気をもらえる貴重な時間となりました。

即興!豪華ゲストによるサプライズ朗読劇

中盤、予定にはなかった驚きのサプライズが!なんと、登壇したゲスト5名による「即興朗読劇」が披露されたのです。練習も一切なし。しかし、ひとたび声が発せられるとそこは一瞬にして嵐の中の小屋に……。

獅童さんが演じるがぶの野性味あふれる声。

壱太郎さんのやさしいヤギの表現。

そして米吉さん、原作者自らが読み上げる朗読。プロの技術と作品への愛が融合した贅沢すぎる時間に、来場した子どもたちや保護者の皆さまも真剣な表情で世界観に没入していました。

イベント後に行われた囲み取材では、約70の職業体験ができるキッザニアにちなんで「もし歌舞伎役者ではなかったらやってみたい職業は?」という問いに『学生の頃にラーメン屋で働いていたこともあり、ラーメン屋をやりたい』と話す獅童さん。『さっきピザをいただいたから、今はピザのことしか考えられません』と笑いを誘う壱太郎さん。甘党としても知られる米吉さんは『甘いものを作る会社を経営したいです。手先が不器用でパティシエにはならないので、“これおいしい、これはだめ”と言うような仕事がしたいです』と話されていました。

キッザニアでの感動をそのままに、現在博多座では二月花形歌舞伎『あらしのよるに』が上演中です。(2025年2月20日まで)
3歳から入場可能で、客席を使った演出などお子さまの歌舞伎デビューにもぴったりな一作。ぜひ、本物の舞台で繰り広げられる『あらしのよるに』を体験しに、博多座へ足を運んでみてくださいね!(※取材・撮影:博多あや)

information

キッザニア福岡

住所:福岡県福岡市博多区那珂6-23-1 三井ショッピングパーク ららぽーと福岡

電話番号:050-3188-5352

上演情報:二月花形歌舞伎『あらしのよるに』

会場:博多座(福岡市博多区下川端町2-1)

スケジュール:2026年2月7日(土)~20日(金)

商品名:本公演は3歳以上の方よりご入場いただけます。なお、お一人様につき一枚チケットが必要です。

公式サイト2:https://www.hakataza.co.jp/

Instagram:@hakataza_gram

 

※この記事は取材時点の情報です。最新情報は公式SNS等でご確認ください。

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