福岡・太宰府｜ビームス ジャパン太宰府店で出会う「紅梅色」の限定お土産と古民家空間

太宰府天満宮へ続く参道近くに、日本の魅力を国内外に発信する「ビームス ジャパン」が九州初上陸を果たしました！
2025年11月29日（土）にオープンした「ビームス ジャパン 太宰府」は、地元福岡の事業者と連携した地域共創型店舗。古民家を改装したユニークな空間で、太宰府の梅にちなんだ限定アイテムや、福岡の伝統工芸品に出会える、ここでしか手に入らない魅力的な店舗をレポートします！

古民家を再生した空間！「紅梅色」が彩る太宰府店限定アイテム

「ビームス ジャパン 太宰府」は太宰府天満宮駅から約3分と程近く、参道から一歩入ったところに位置しています。

元居住用の古民家を内装工事で再生しており、外観の古き良き雰囲気を残しつつ、店内は吹き抜けもあり、心地よい開放感が感じられる設計です。日本の伝統を重んじる背景が、お店全体から伝わってきます。この店舗を運営するのは、地域文化に根ざした事業を進める「Good Local 九州」。地元事業者と連携し、福岡と太宰府の魅力を発信することを目指しています。

店舗に入ってすぐの場所には、太宰府限定のアイテムがずらり。

太宰府の学問の神様・菅原道真公が愛した梅から着想を得た「紅梅色（赤）」を店舗カラーに設定しており、ロゴ入りトートバッグやタオルハンカチなど、紅梅色を基調にしたここでしか購入できないアイテムが並びます。

限定商品はオンライン販売がないため、太宰府を訪れた人だけが手にできる希少性の高さも魅力ですね。

福岡の伝統工芸品に出会う！地域コラボアイテムの魅力

ビームス ジャパンのバイヤーが全国の銘品を集める中で、太宰府店では特に福岡の地域事業者とのコラボレーションアイテムが充実しています。これは海外の観光客だけでなく、私たち日本人が日本の良さに改めて気づかされるきっかけにもなりますね。

福岡の伝統素材「い草」の雑貨と空間演出

株式会社ビームス

福岡県大木町のインテリアメーカーである〈イケヒコ・コーポレーション〉とのコラボ商品として、福岡の伝統工芸品である福岡花ござを使用したオリジナル雑貨シリーズが紹介されています。

花ござランチョンマット
花ござ特有の美しい織り柄と、い草の自然な風合いが活かされています。日常の中で気軽に使えるローカルプロダクトで、い草の心地よい香りが生活に安らぎを与えてくれます。

アロマ・ディフューザー
い草を用いたディフューザーは、現代のライフスタイルに合う形で伝統素材が落とし込まれており、贈り物にも最適です。

また、店内の一部内装には、福岡県知事指定特産工芸品である掛川織のい草暖簾が採用されています。伝統技法ならではの立体的な織りと陰影が、古民家の空間に温かみと奥行きを添えており、太宰府の柔らかな表情を演出していました。

MOONSTAR ラバーだるま

株式会社ビームス

久留米市を拠点とするシューズメーカー〈MOONSTAR〉が、スニーカー製造工程で生じた端材を、日本ならではの縁起物「だるま」に利活用したユニークな商品です。ヴァルカナイズ製法（加硫という化学反応を応用し、耐久性と柔軟性を両立させる伝統的な製法）の技術を背景にしたアイテムは、土産物としてのストーリー性も抜群です。

オカモト商店 久留米絣のポーチ

株式会社ビームス

国の重要無形文化財である久留米絣を使用した巾着トートやポーチ類も並びます。特に御朱印帳にぴったりのサイズも製作されており、寺社めぐりの際に携行できるサイズ感が福岡限定のギフトに最適です。

「日本の当たり前」を新しい価値に！インバウンドにも人気の定番商品

店舗奥には、全国のビームス ジャパン各店で共通展開される商品も陳列されています。これらの商品コンセプトは“日本の当たり前”を新しい価値として捉え直すこと。

居酒屋や町中華など日常の風景で見かけるピッチャーやグラスといった業務用アイテムに、ビームスのフィルターを通してロゴなどを入れ再商品化されています。

外国人観光客からの支持が特に高く、「通常は買えない業務用アイテムにロゴが入っている」という特別感が魅力となっています。日本人にとっても、見過ごされがちな日本の良さや、日常の風景に根差したアイテムの魅力を再発見できるのが楽しいですね。

太宰府天満宮の参道近くという最高の立地にある「ビームス ジャパン 太宰府」は、福岡の事業者とタッグを組んだ、地域愛あふれる文化発信拠点です。

太宰府天満宮にお参りの際は、この古民家空間で、自分への福岡限定のお土産や、大切な人へのギフトを探してみてはいかがでしょうか。