福岡・六本松｜香りのおみやげ喫茶。「CARTA」オープン！蒸留機を眺める癒しの空間

福岡市六本松と大濠公園の間に、香りをテーマにした“香りのおみやげ喫茶。”「CARTA（カルタ）」がオープンしました。白を基調とした洗練された店内には、大きな蒸留機が設置されており、植物から抽出した香り豊かな蒸留水ドリンクを味わうことができます。
今回は、リラックス効果のある芳樟（ホウショウ）と八女和紅茶をレポート。イートインで癒しの時間を過ごせるだけでなく、九州各地の素材を使ったリードディフューザーやクッキー缶など、お土産に最適なアイテムも充実しています。

福岡市六本松に誕生！“香りのおみやげ喫茶。”「CARTA（カルタ）」

今回ご紹介する「CARTA」は、NHK福岡放送の右側にある路地を100mほど進んだ、閑静な住宅街の中にひっそりと佇むお店です。大濠公園や六本松の中心部からも足を運びやすい、まさに隠れ家のような立地。

お店のコンセプトは “香りのおみやげ喫茶。”
白を基調としたスタイリッシュな店内に入ると、ふわっと心地よい香りに包まれて一瞬で心が落ち着きます。

イートインスペースは、中央にある蒸留機を囲むように配置されたカウンター席が10席。まるで実験室のような、洗練されたおしゃれな空間です。

このお店の最大の魅力は、やはり“香り”。店内にはCARTAオリジナルのアイテムをはじめ、香りにまつわるアイテムが多数並んでいます。

イートインで提供されるメニューに使われている商品を購入できるのも嬉しいポイント。おいしかったものをお土産として持ち帰ったり、ギフトにしたり、自宅でのリラックスタイムに取り入れたりするのもおすすめです♪

ここでしか体験できない！蒸留機を眺める癒しの時間

CARTAの最大の見どころは、なんといっても店内の真ん中にある大きな蒸留機です。この蒸留機を眺めながら、ゆったりとドリンクをいただけるのが、ここでしか体験できない特別な時間。

オーナーの矢田部さんに、初心者でもわかりやすいよう蒸留水について説明していただきました。

提供されるメニューに使われている蒸留水は、植物を煮出して気化させ、その蒸気を冷やして香りの成分だけを抽出するというとても繊細な作業です。オーナーさんが丁寧に説明してくださり、見た目は普通の水なのに、口に運ぶと植物の香りが鼻から抜けるという不思議な体験に驚きました。

訪れるお客さんの年代も幅広く、インバウンドのお客様も多く来店されたりとその人気の高さが伺えました。

今回私が試食したのは、「芳樟（ホウショウ）とカモミールの八女和紅茶」。芳樟は台湾原産の樹木で、リラックス効果のあるラベンダーの成分が含まれているそうです。香りが上品で、一口飲むたびに心が穏やかになるのを感じました。

セットでいただいたアイスクリームは「レモングラスアイスクリーム」。口に運んだ瞬間、鼻から抜けるレモングラスの香りが最高に心地よく、一瞬で全身が香りに包まれる感覚に感動しました！

こちらは長崎県の文旦堂のざぼんカステラと、オリジナルクッキー3種（九年母・花良治胡椒とチーズ・八女茶）です。九年母は甘みを抑えていながらも、口に入れてしばらくすると九年母の爽やかでふんわりとした甘みがきてほっこりと癒されるような味わい。
洗練された空間でゆったりとした癒しの時間を過ごすことができましたよ。