九州の主要な小売流通企業が結集する「九州流通サステナビリティサロン」による新プロジェクト「No 防災 No LIFE」の発表会が開催されました!イオン九州やイズミなどライバル企業が手を組み、スーパーの売り場から日常の防災を啓発します。

ゲストの中澤裕子さんと共に学ぶ、身近なローリングストックの知恵や防災バッグ寄贈の取り組みをレポートします。
ライバル企業が手を取り合う「九州流通サステナビリティサロン」

普段は厳しい競争を繰り広げているイオン九州、イズミ、ナフコ、西鉄ストア、ハローデイ、サンリブといった小売流通各社。そんなライバルたちが「社会課題の解決には一社では限界がある」と一致団結したのが、2023年に設立された本サロンです。

今回のプロジェクト名「No 防災 No LIFE」には、農業や食を支える小売流通業だからこそできる、日常に根ざした防災啓発への想いが込められています。第一弾施策ではメーカー4社(大塚製薬、サントリーフーズ、日清食品、ロッテ)とも連携し、私たちが普段買い物をする“売り場”から意識を変えていく取り組みが始まっています。
売り場から学ぶ「はじめよう!ローリングストック」

会場には、実際のスーパーの棚を再現した特設コーナーが登場しました。

中澤さんは「普段の買い物で見かけていた景色だけど、メッセージをちゃんと受け取れていなかったかも」と、ポップや陳列に込められた企業の努力に感銘を受けた様子。

イベント内では、各メーカーから災害時に役立つ「ローリングストック」の知恵がクイズ形式で紹介されました。
水のペットボトル

スマホのライトの上に置けば、光が拡散して「ランタン」に早変わり。
ガム

噛むことで空腹感を和らげるだけでなく、歯磨きができない時の口腔ケア(唾液分泌)にも有効。
カロリーメイト

コンパクトながら五大栄養素がバランスよく摂れる最強の備蓄食。
「食べた分だけ買い足す」というサイクルなら、特別な準備を構えなくても今日から始められますね。
次世代へ繋ぐ「学べる防災バッグ」の寄贈プロジェクト

さらに、次世代への防災教育を目的とした「地域で防災」もプロジェクトの取組として発表されました。

対象商品の売り上げの一部を基金とし、九州の小学校へ“学べる防災バッグ”を寄贈する取り組みです。初年度50校、5年で500校への寄贈を目指しています。

中澤さんが実際にバッグの中身のアルミブランケットを体験すると、「薄いのに巻いた瞬間から暖かい!」とその機能性に驚きの声。アルミや携帯トイレ、ウォータータンクなど、子どもたちが実際に触れて学ぶことで、家庭全体の防災意識を底上げする狙いがあります。
防災を「日常」の一部に。身近なところから始めよう

「防災は当たり前のことだけど、分かっているようで分かっていないことがたくさんありました。自分たちの大切な人を守るために、今日から意識を変えていきたい」と最後に応援メッセージを語った中澤さん。
“No 防災 No LIFE”。それは「防災がなければ、私たちの日常(ライフ)も守れない」という強い決意の表れです。今日のお買い物の際、ぜひスーパーの棚にある「ローリングストック」のコーナーを探してみてください。その一歩が、あなたと大切な人の未来を守る力になります!(※取材・文:博多あや.)
Information
イベント:九州流通サステナビリティサロン「No 防災 No LIFE」
※この記事は「Yahoo!ニュース エキスパート」にて、博多あや. が執筆・掲載した内容を再構成したものです。
※掲載情報は取材時点のものです。おでかけ前に公式SNSやHP等で最新情報をご確認ください。

