愛宕神社のふもとに、2026年2月11日にオープンしたばかりの古民家カフェ「茶房びんずけ屋」。風情あふれる空間で、本格的な台湾茶と自家製の焼きたてお餅が楽しめると話題のこちらのお店へ、さっそく取材に行ってきました!
歴史ある建物の趣を残す、風情あふれる「茶房びんずけ屋」

愛宕の高台に佇む「茶房びんずけ屋」。もともとこの場所にあったお店の梁や柱、さらには焼き台などを大切に受け継ぎながら、カウンターや中央のテーブル席を新設してリニューアルしたそうです。

木のぬくもりと、窓から差し込む自然光が心地よい店内は、外の喧騒を忘れてしまうほど静かで落ち着いた空間。

カウンター席やテーブル席のほか、奥にはゆったりとくつろげるソファ席のようなスペースもあり、読書をしながら長居したくなるような穏やかな空気が流れています。ペット同伴も可能とのことなので、参拝や散歩の途中に気軽に立ち寄ることもできますね。

種類豊富な本格台湾茶と、名物「愛宕餅」

社長自らが台湾で買い付けたという本格的な茶葉が多数揃っており、お茶好きにはたまらないラインナップです。

今回は、お店の一番人気だという「文山包種茶(ぶんさんほうしゅちゃ)」(1,200円)と、「季節の愛宕餅」を注文しました。

お餅は注文を受けてから店内で一つひとつ丁寧に焼き上げてくれるため、いつでも焼きたてを味わうことができます。この日の季節のお餅は「台湾烏龍茶」が生地に練り込まれたものでした。
目でも香りでも楽しめる、台湾茶のお作法

温かみのある茶器一式とともに運ばれてきたお茶セット。一煎目はスタッフの方が目の前で丁寧に淹れてくれます。

台湾茶のお作法では、急須で淹れたお茶を一度「茶海(ちゃかい)」と呼ばれる器に移し、そこから茶碗に注ぎます。こうすることで、何人かでシェアする際にも温度や味が均等になるのだそう。

急須から茶海にお茶が注がれると、まるで花のような爽やかで華やかな香りがふわりと広がります。「文山包種茶」は台湾茶の中でも歴史が古く、発酵を早い段階で止めるため緑茶に近い清涼感と烏龍茶の芳醇さを併せ持っているのが特徴です。
五煎まで楽しめる!大満足なお茶体験

一口お茶を含むと、渋みや苦みは全くなくとてもすっきりとした口当たり!喉を通った後に鼻に抜ける上品な甘い香りに、思わずため息がこぼれます。

目の前には緑があふれ、下に降りると大通りということを忘れてしまうほど静かで優雅な時間を過ごすことができます。

こんがりと焼き色がつきぷっくりと膨らんだ「季節の愛宕餅」は、表面はパリッと香ばしく、中はもっちりとした力強い弾力。中には上品な甘さの粒あんが詰まっており、生地に練り込まれた烏龍茶の風味が後味をさっぱりとさせてくれます。

こちらのお茶は、なんとお湯を足して五煎まで美味しくいただけるとのこと!二煎目からセルフでお茶を淹れられるので普段なかなかできない台湾茶体験も楽しむことができますよ。

提供される茶葉10gのうち1回に使うのは5gのみ。残りの5gはお持ち帰りするか、新しい急須でさらに五煎淹れてもらうことも可能というから驚きです。時間を忘れてゆっくりとお茶の世界に没頭できる、充実のティータイムでした。

愛宕神社での参拝の行き帰りや、少し心が疲れた時など、ほっと一息つきたい時にぜひ「茶房びんずけ屋」を訪れてみてくださいね。(※撮影・文:博多あや.)
Information
茶房びんずけ屋オープン日:2026年2月11日
住所:福岡県福岡市西区愛宕2丁目6-37
営業時間:10:00〜17:00(L.O. 16:00)※16:00〜17:00はテイクアウトのみ
Instagram:@binzukeya
備考:ペット同伴可
※掲載情報は取材時点のものです。おでかけ前に公式SNSやHP等で最新情報をご確認ください。

